歯磨き教室

マリ歯科医院のハミガキ教室
         〜ブラッシングの基本〜

今回のテーマは「ブラッシングの基本」です。
ブラッシングには色々な方法がありますが、ここでは全ての方法をご紹介するスペースがありませんので、幅広い年齢層の方に適応しやすい「スクラッビング法」をご紹介します。

ポイント

歯ブラシの角度
毛先を歯にきちんと当てる。
歯ブラシの毛先の部分を歯の面に直角に当てるようにします。
ブラシ圧
軽い力で磨く。写真のように、歯ブラシを台所用のハカリに押し当てて、200g台の力加減が最も効率よく歯垢が取れます。
歯ブラシを小刻みに動かして磨く。
歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目も磨きやすくなります。

歯ブラシの持ち方

歯ブラシの持ち方
ペングリップ法
歯ブラシに無駄に力を加えずに、細かく磨くことができます。

磨き方

<歯の外側>
歯ブラシを当てて、左右に小刻みに動かします。
歯の外側
<歯の内側>
歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先の端が来るように、45度に傾けて歯にあて、小刻みに動かします。
歯の内側
<前歯の裏側>
歯ブラシを縦に持って、一本ずつ磨くつもりで動かします。
前歯の裏側

こういうところから磨き始めると、磨き忘れ防止になります。
なおかつ、歯磨き粉をたくさん使うと泡立ち過ぎてかえって磨きにくくなるので、 歯磨き粉を使いたい方は使用量を米粒1〜2粒程度に抑えて磨いて下さい。

「自分のやり方」=「自己流」から
「自分のやり方」=「自分の口に合ったやり方」
にしていきましょう。

自己流で磨ければいいのですが、磨けていない場合は自分の歯に合ったやり方にしていかなければなりません。
もし、自分のハミガキに興味を持ったら、歯科衛生士に尋ねてみてください。
なかなか奥の深い世界ですヨ。